5月4日、メットライフドームで行われた埼玉西武とオリックスの第8回戦は、6対6で引き分け。両軍合わせて26安打12得点、16投手をつぎ込む4時間弱の試合は決着付かず終了となった。
オリックスは1回表、2四球で好機を得ると、吉田正尚選手に適時二塁打が生まれ先制。さらにモヤ選手の内野ゴロの間に1点を加え、2点を先行した。一方の埼玉西武も1回裏、先頭・若林楽人選手の安打と盗塁などで1死3塁とし、森友哉選手の犠飛で1点を返した。すると続く2回裏には、愛斗選手の適時打が生まれ同点に追い付く。
吉田正選手が3回表に7号ソロ、5回表には適時打と3打席連続打点とし、オリックスが再び勝ち越しするも、埼玉西武が食い下がる。5回裏、1死満塁の好機を演出すると、呉念庭選手の適時打で1点差に詰め寄り、続く愛斗選手も「特にどこの方向にという意識はなく、来た球を打ちに行きました」と2点適時二塁打で逆転...