北海道日本ハムのドラフト1位ルーキー・清宮幸太郎選手が、5月2日、ついに一軍に昇格した。本拠地・札幌ドームの楽天戦でプロ初出場を果たすとみられる。
歴代最多となる高校通算111本塁打を放ち、昨年のドラフトでは7球団競合の末、北海道日本ハムに入団した清宮選手。今年のキャンプでは、高卒ながらチームのルーキーの中で唯一、一軍メンバーに選ばれ、華々しくプロ生活をスタートさせたかに見えた。
しかし、キャンプ中だった2月下旬には「急性胃腸炎」と診断され、28日からの「アジアフレンドシップシリーズin北海道」では存在感を見せるものの、オープン戦では7試合に出場して19打席連続無安打(4四死球)に終わる。そして3月中旬には腹腔内の一部に炎症がみられる「限局性(げんきょくせい)腹膜炎」を患い、入院を余儀なく...