3月23日、CAR3219フィールドで行われた埼玉西武と巨人のイースタン・リーグ公式戦、第1回戦は1対0で埼玉西武が勝利。この試合から観客を動員したファーム本拠地で、手に汗握る接戦を制した。
埼玉西武の先発は松本航投手。ボール先行の投球で初回から2イニング連続で得点圏に走者を進める苦しい立ち上がりとなったものの、後続を抑えて無失点。一方、打線も巨人の先発・サンチェス投手の前に走者を出しながらも無得点。序盤3イニングはスコアボードに0が並ぶ展開となった。
4回裏、巨人の2番手・山崎友輔投手から呉念庭選手が四球を選ぶと、続く4番・佐藤龍世選手がセンターへの二塁打を放つ。打球を見て呉選手は一気に本塁に生還。主軸の一振りと好走塁で埼玉西武が1点を先制した。援護を受けた松本投手は直後の5回表、2死3塁とピンチを背負ったものの、追い込んでから外角低めに糸を引くようなストレートで見逃し三振。同点のピンチを切り抜け、5回無失点でマウン...