3月9日、静岡草薙球場で行われた楽天と千葉ロッテのオープン戦は、3対2で楽天が勝利した。投手陣が粘り、打線が終盤に勝ち越しオープン戦初勝利を飾った。
先制したのは楽天。3回裏、無死1塁から小郷裕哉選手がフェンス直撃の二塁打を放つ。一塁走者は本塁でタッチアウトになったが、1死3塁と好機は続き、1番・辰己涼介選手の内野ゴロの間に1点を奪った。
先発のマウンドに上ったのは岸孝之投手。千葉ロッテ打線に対して5回2安打3奪三振3四球1失点の好投で状態の良さをアピールした。後を継いだ2番手の酒居知史投手も無失点で切り抜けると、3番手はドラフト2位ルーキーの高田孝一投手が登板。四球で走者を許したものの後続を併殺打に打ち取り、3...