4月25日、札幌ドームで行われている北海道日本ハムとオリックスの一戦。北海道日本ハム先発・高梨投手とオリックス先発・アルバース投手が互いに一歩も譲らず、試合は異例のハイテンポのまま進行している。
高梨投手は4回と5回にそれぞれ走者2人を背負ったものの、粘りのピッチングで決定打を許さず無失点で切り抜ける。7回表には小谷野選手が放ったフェンスぎりぎりのファウルフライを、捕手の清水選手がスライディングで好捕。女房役の盛り立てもあって、高梨投手はわずか69球で7回までを投げ切っている。
対するアルバース投手は、6回まで北海道日本ハム打線をわずか1安打に抑えるほぼ完ぺきなピッチングを披露し、付け入る隙を与えない。奪三振はわずかに2つながらテンポよく打たせて取るピッチングを続けており、試合開始前の段階で防御率2.25という安定感を改めて見せ...