6月30日、札幌ドームで行われた北海道日本ハムと福岡ソフトバンクの第1回戦は、1対1の引き分け。両チームの投手陣が奮起し、北海道日本ハムの本拠地初白星は2戦目以降に持ち越しとなった。
北海道日本ハムの先発・上沢直之投手は、左膝のケガから復帰し、378日ぶりの1軍登板。注目の立ち上がりは、150km/h超のストレートとフォーク、カットボールを織り交ぜ、3者連続三振と上々のスタートを切る。その後3回表に、今宮健太選手の犠飛で1点を失うも、以降はランナーを背負いつつ要所を締める投球で援護を待つ。
対する福岡ソフトバンクの先発はムーア投手。前回登板は4回6失点(自責4)と悔しい投球となったが、今日は初回から3者連続三振を奪うなど、3回まで無安打投球で北海道日本ハム打線を封じ込める。それでも北海道日本ハムは4回裏、2番・渡邉諒選手が内野安打で口火を切ると、続く近藤健介選手の適時二塁打で1対1と同点に追いつき、試合を...