千葉ロッテ藤原恭大が追い求める進化の形 プロ2年目のフルスイングは「内から押すイメージ」

2020.2.11(火) 08:10 Full-Count 佐藤直子
千葉ロッテ・藤原恭大※写真提供:Full-Count(写真:荒川祐史)

オフに打撃フォームを大改造「打ち損じが少なくなった」

 千葉ロッテの藤原恭大外野手が、プロ2年目となる今季、新たな挑戦に取り組んでいる。ずばり、打撃フォームの改革だ。
 これまでのフォームと大きく違うのは、構えた時のトップの位置。以前よりも拳1個分ほど低い位置で、力感ない握りで構えるようになった。オフにフォーム改造に着手し、体に覚え込ませるように何度も振り込んできた。野球選手は打者であれ投手であれ、とても繊細だ。周りから見ても分からないような小さな体の動きの変化が、結果を大きく左右することがある。そこで藤原は傍目からも明らかなほど大きな変化を加えたのだから、当初は慣れないフォームに心地悪さも感じたはずだ。
「そうですね。最初はやっぱり、なかなか打てなかったんですけど、2か月、3か月とやってくるなかで、しっかり調整できている...

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