【福岡ソフトバンクホークス2019:前編】チーム防御率はリーグ1位。球界屈指の「勝利の方程式」を築いた投手陣を振り返る

2019.12.25(水) 17:29 パ・リーグ インサイト 吉田貴
より一層ボリュームアップした「シーズンレビュー2019」!! 福岡ソフトバンクの名シーンの数々をご覧ください!!(C)パーソル パ・リーグTV

 あと一歩のところでリーグ優勝は逃したものの、ポストシーズンを圧巻の強さで勝ち抜き、3年連続となる日本一に輝いた福岡ソフトバンク。今回は、特集動画「シーズンレビュー2019」で試合を振り返り、本記事では選手にフォーカス。前編は投手を中心に、後編は野手を中心に福岡ソフトバンクの2019シーズンを振り返っていく。
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 チーム防御率3.63、同失点数564はいずれもリーグ最少だった。今季、2桁勝利を記録したのはリーグ全体で6人のみ。多くの投手が目標に挙げる基準ではあるものの、非常に高い壁であったことは間違いないだろう。そんな中、福岡ソフトバンクでは2投手が2桁勝利を記録した。

ノーヒットノーランの次回登板で見せたエースの証明

 1人目は千賀滉大投手だ。3月29日の開幕戦でいきなり161km/hをたたき出す圧巻の投球を披露すると、以降もエースとしてローテーションを守り、自己最多の26試合に先発し、13勝を挙げた。特に、昨季の163奪三振を大幅に上回る227奪三振を記録。2位に60個以上の大差をつけて最多奪三振のタイトルを獲得した。奪三振率は11.33と、規定投球回到達者の中では唯一となる10点台に到達。被打率.128と抜群の精度を誇った「お化けフォーク」が、今年も決め球として健在だったと言えよう。一方で、今季はカットボールも多投。常時155km/h前後を記録する直球に対し、140km/h台後半の小さな横変化でバットの芯を外し、三振と凡打のどちらも狙える投球...

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