1カ月ごとのスパンで、最も安定した投球を見せた投手たちを紹介
今季のパ・リーグでは、先発として抜群の安定感を示した山本由伸投手がシーズン最終登板で規定投球回に到達し、見事に自身初の最優秀防御率の栄冠に輝いた。規定投球回到達者がわずかに6人と、先発投手にとっては苦難のシーズンともなったが、シーズントータルではなく、1カ月ごとに区切った場合、各月ごとに最も優れた防御率を記録した投手は、どのような顔ぶれになっているのだろうか。
今回は、4月から9月までの各月において、パ・リーグで最も優れた防御率を記録した投手たちを紹介。いわば“月別最優秀防御率”とも呼べる投手たちとその成績を、「大樹生命月間MVP賞」を受賞した投手たちと共に記していきたい。
短い期間の集計であっても、その顔ぶれを見ていくと……
今季のパ・リーグの4月から9月までの各月における、1カ月間での規定投球回に到達した投手の中で、最も優れた防御率を記録した投手たちと、その成績は以下の通りだ。
4月:有原航平投手(北海道日本ハム)
月間成績:4試合 3勝0敗 28回 27奪三振 防...