パが7年連続日本一、セとの違いは? 専門家が指摘する「ドラフト戦略」「育成」

2019.10.25(金) 08:10 Full-Count
福岡ソフトバンクの2010年育成ドラフト同期の甲斐拓也(左)と千賀滉大※写真提供:Full-Count(写真:荒川祐史)

パ・リーグ球団が7連覇中も…セ・リーグと「野球の違いはない」!?

■福岡ソフトバンク 4-3 巨人(日本シリーズ・23日・東京ドーム)
 福岡ソフトバンクの3年連続日本一で終了した今年の日本シリーズ。パ・リーグ2位から頂上決戦にたどり着いた福岡ソフトバンクは、23日の第4戦も4-3で巨人に勝利し、4連勝と圧倒的な強さを見せた。
 セ・リーグ球団が日本シリーズで勝ったのは、2012年の巨人が最後。その後は楽天、福岡ソフトバンク、福岡ソフトバンク、北海道日本ハム、福岡ソフトバンク、福岡ソフトバンク、福岡ソフトバンクとパ・リーグが“7連覇”中。2005年に始まった交流戦も過去15年のうち14回、パ・リーグが勝ち越している。近年は両リーグのレベルの違いも指摘されるが、本当に力の差はあるのか。東京ヤクルト、北海道日本ハム、阪神、横浜の4球団で捕手としてプレーし、昨季まで2年間は東京ヤクルトでバッテリーコーチを務めた野球解説者の野口寿浩氏は「ドラフト戦略」と「育成力」が両リーグの違いになっていると指摘。「野球の違いはないと思います」と言う。では、いったい何...

続きを読む

関連チーム記事/TEAM