7月2日、京セラドーム大阪で行われたオリックスと千葉ロッテの第10回戦は、延長戦の末6対5でオリックスが勝利した。一時は3点差から逆転されたものの食らいつき、延長10回裏でサヨナラ勝利を決めた。
試合は初回から動いた。オリックスは1回裏、3番の大城滉二選手が四球で出塁し、相手の守備の乱れで2死2塁とすると、続く吉田正尚選手が左翼への適時打を放ち、先制に成功。4回裏には、7番・西野真弘選手が相手の守備の乱れで出塁、一気に2死2塁のチャンスを作ると、若月健矢選手、後藤駿太選手の連続適時打で2点を追加。千葉ロッテの先発・岩下大輝投手を捉え、3対0とリードを握った。
反撃したい千葉ロッテは5回表、5番・清田育宏選手が四球で出塁、続く井上晴哉選手がオリックスの先発・山岡泰輔投手の高めに浮いたストレートを叩くと、打球はそのまま左翼席へ。この13号2ランで、2対3と1...