5月10日、札幌ドームで行われた北海道日本ハムと埼玉西武の一戦は、7対5で北海道日本ハムが勝利。試合中盤の主導権争いを制した北海道日本ハムが、3連戦の初戦を白星で飾った。
まず試合を動かしたのは埼玉西武。1回表、北海道日本ハムの先発・上沢直之投手から1番・秋山翔吾選手が四球を選ぶと、犠打で2塁へ進む。2死2塁となってから4番・山川穂高選手が痛烈な適時打を放って2塁走者が生還。「初回に先制できてよかったです」という4番の一打で、埼玉西武がリードを握った。
1点を追いかける展開となった北海道日本ハムは4回裏。ここまで1安打に封じられてきた埼玉西武・多和田真三郎投手に対し、4番・中田翔選手が甘く入った直球を一振りで捉える。打球は左翼席に飛び込む同点の8号ソロとなり、こちらも4番の一撃で試合を振り出...