2位の森は5年連続50試合登板、上林も外野手のレギュラーに
残りあとわずかとなった2018年。“平成最後のシーズン”となった今季は、埼玉西武は10年ぶりにパ・リーグを制し、広島は3年連続でセ・リーグ優勝を勝ち取った。そして、日本一に輝いたのは、パ・リーグ2位からポストシーズンを勝ち上がった福岡ソフトバンク。2年連続で栄冠を手にし、シーズンは幕を閉じた。
オフに入り、各球団は来季の戦力編成に着手。ドラフトで指名された期待のルーキーたちの入団も正式に決まり、お披露目の場となる新入団選手発表も続々と行われた。今秋のドラフトでは中日に入団した根尾昂内野手や千葉ロッテの藤原恭大外野手、広島の小園海斗内野手、北海道日本ハムの吉田輝星投手、埼玉西武の松本航投手、福岡ソフトバンクの甲斐野央投手らが注目を集めた。今後、彼らがどういった活躍を見せるかは、新たな時代となる来季の注目である。
とはいえ、その年々のドラフトの成果というものは、指名から5年、10年経ってからでないと分からないもの。そこでここでは、各球団のドラフトを遡り、指名から4年が経った2014年から2008年の間の“ベスト”と“ワースト”ドラフトを独自...