【MLB】新人王の“先輩”マイク・トラウトも大谷を祝福 更なる進化期待「最良の時はこれから」

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2018.11.13(火) 10:17

エンゼルス・大谷翔平(左)とマイク・トラウト※写真提供:Full-Count(写真:Getty Images)
エンゼルス・大谷翔平(左)とマイク・トラウト※写真提供:Full-Count(写真:Getty Images)

トラウトは2012年に新人王「このスペシャルな栄誉に対する祝福を伝えたい」

 メジャーリーグの「ルーキー・オブ・ザ・イヤー(最優秀新人=新人王)」が12日(日本時間13日)に発表され、ア・リーグはエンゼルスの大谷翔平投手が受賞した。日本人では、2001年のイチロー外野手(マリナーズ)以来17年ぶり4人目の快挙。エンゼルスとしては2012年のマイク・トラウト外野手に続く新人王となったが、兄貴分も「彼のハードワークと努力が認められたことが素晴らしいよ」と祝福している。

 ヤンキースのミゲル・アンドゥハー内野手との一騎打ちの様相を呈していた新人王レース。全米野球記者協会(BBWAA)の記者30人の投票で決まる中、大谷は25人から1位の票を集めた。トータルではアンドゥハー(1位5票)に48ポイント差を付ける圧勝となった。

 エンゼルスとしては1993年のティム・サーモン氏、12年のトラウト以来となる3人目の新人王。トラウトは球団を通じて声明を発表し、大谷を称賛した。

「僕はこのスペシャルな栄誉に対する祝福を伝えたい。この権威高い賞で認められることになった、彼のハードワークと献身全てを見ることができたのが素晴らしい」

 大谷はトラウトとともに打線の中軸を担い、そのメジャー屈指の魅惑のコンビは「トラウタニ」とも呼ばれた。ルーキーイヤーに投手、そして、打者として絶え間無い努力を続けてきた弟分の姿を間近で見守ってきたスーパースターは「誰もが二刀流として輝くショウヘイとともにプレーし、歴史に名を残す姿を見ることができて喜んでいる。最良の時はこれからだ」と手放しで絶賛していた。

(Full-Count編集部)

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