【MLB】大谷翔平、米1年目の総括会見一問一答 トラウトの後を打ち「1番いい経験」

Full-Count

2018.10.1(月) 05:15

エンゼルス・大谷翔平※写真提供:Full-Count(写真:AP)
エンゼルス・大谷翔平※写真提供:Full-Count(写真:AP)

今季最終戦前に会見、エンゼルスには「毎日毎日、球場に来るたびに来て良かったなと思う」

 エンゼルスの大谷翔平投手が30日(日本時間1日)、今季最終戦の本拠地アスレチックス戦の試合前にメジャー1年目の総括会見を行った。開幕後は二刀流で鮮烈な活躍を見せながら、右肘靭帯損傷での離脱も経験。シーズンが終了したら、靭帯再建手術(通称トミー・ジョン手術)を受けることが決まっている。

 大谷は負傷したことに悔しさを滲ませながらも、エンゼルスを選んだことを「良かった」と振り返り、「まだまだ上手くなれる」と向上心は変わらず。特に印象に残った対戦相手として、メジャー屈指の右腕ジャスティン・バーランダー、レッドソックスのムーキー・ベッツ外野手の名前を挙げ、マイク・トラウトの後を打ったことを「今年1番いい経験」と明かした。

 以下は主な一問一答。

――メジャー1年目を振り返って。

「全体的に毎日楽しく野球ができたのが1番良かったかなと思うので、ポストシーズンに行けない悔しさももちろんあるんですが、それは来年にぶつけられればいいんじゃないかと思います」

――自分自身、成長したこと、学んだことは?

「毎日感じるのはまだまだ上手くなれるな、と。そういうところじゃないかなと思うので、キャンプからやってきて、そういうのを感じる日が日本にいた時よりも多いかなと思います」

――エンゼルスに入団して、決めて良かったと思いますか?

「そうですね、試合を重ねるたびに、毎日毎日、球場に来るたびに来て良かったなと思う。それは今でもそう思っています」

――野球でも野球以外でも、文化で驚いたことは?

「特に何も驚きはなかったですね。感じるとなれば、やはり野球になってしまうので、自分の足りないところがよく見えてくるので、そこじゃないかなと思います」

――打者として対戦した1番の投手、投手として対戦した1番の打者は?

「すごく難しいですけど、すごく印象に残っているのはバーランダー投手はすごく色々と僕も勉強になることがたくさんありましたし、ベッツ選手には先頭打者でホームラン打たれているので、そこは印象に残っています」

――ソーシア監督の印象は?

「常にジョークを交えてコミュニケーションを取ってくれますし、本当にやりやすく、1年間やらせてもらえたと思いますし、そこには感謝しかないです。楽しく毎日野球ができたのは監督のおかげかなと思います」

――成績について。

「特に他と比較することはないので、今年1年やってきて単純にやってこれた数字が残っているだけなので、そこに対して良かったな悪かったな、というのはあまりないですけど、怪我をしてしまった部分だったりとか、出られない試合があったりとか、そういうところでは、やっぱり悔しいところはあったかなと思います」

ベーブ・ルースとの比較に「その先野球を辞める時に、自分がどうなっているか」

――メジャーで痛感したこと。

「それはキャンプからも通用しないところの方が多かったので、そこを1つでも多く埋めていけるように、そうやって1日1日やってきた感じかなと思います」

――手術を控えての心境は?

「まだあまりないですね、今日試合があるので。そこで全力で頑張りたいなと思っています」

――来季へ向けて。

「術後の進行にもよると思うので、まずはしっかりといいリハビリをしたいなと思っていますし、そこで頑張ってなんとか来年にいい流れをもっていけるように、ポストシーズンにいけるように頑張りたいなと思います」

――1番印象に残っていることは?

「キャンプは全然ダメでしたし、なかなか思うようにいかなかったりとか、そこが1番じゃないかな、そこがあってシーズンいいものにできたと思っているので。最初だったので印象に残っていますね」

――トラウトの存在は?

「球界のトップのバッターだと思っていますし、数多く後ろでも見させてもらって、すごく勉強になった。誰の後ろを打つよりも、全然違うんじゃないかと思うので、今年1番いい経験をさせていただいたかなと思っています」

――自己採点は?

「自己採点をしたことがないので、特にないです」

――ベーブ・ルースと比較されることについて。

「もちろん嬉しい気持ちもあるんですけど、本の中でしか見たことなかったり、神様みたいな存在だと思うので、なかなか自分とどうのということはないかなと思うので、できることをやっていきたいなと思っています。その先野球を辞める時に、自分がどうなっているか、その時でいいんじゃないかなと思います」

(Full-Count編集部)

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