ドラフト会議が開催され、36人の“プロ選手”が誕生
プロ野球史上初の試みとなる「eBASEBALL パワプロ・プロリーグ」eドラフト会議が29日、品川プリンスホテルで開催された。7月から東西でのオンライン予選が始まり、8月26日の西日本予選、9月1日の東日本予選を勝ち抜いた計36選手がドラフト候補選手として参加。NPB球団から、巨人は今季限りで現役引退する杉内俊哉やBCリーグ栃木でユニホームを脱いだ村田修一内野手、さらに中日は和田一浩氏、阪神は亀山努氏、横浜DeNAは鈴木尚典氏といったOBが出席して指名を行い、“プロ選手”が誕生した。
1巡目、2巡目は一斉に指名を行う「入札抽選」、3巡目は「2017年のプロ野球ペナントレースの逆順」に指名を行うウエーバー方式で行われたドラフト会議。2017年度の日本NO1プレーヤーである「マエピー」には4球団が競合し、結局、東京ヤクルトが引き当てた。球団側は「人格的にも優れた人物だと聞いています。eスポーツ選手の見本となるようなプレーヤーになったもらいたい」と期待を寄せた。
また、オリックスが2巡目で「いちろー」、3巡目で「N-岡田」を指名し、会場が沸く場面も。注目上位の選手から指名する球団や、地元出身者のみを指名する球団など、それぞれのカラーが表れる形となった。
「eBASEBALL パワプロ・プロリーグ 2018」は11月10日に開幕。プロ野球と同様、セ・リーグとパ・リーグに分かれてeペナントレースを戦い、各リーグの上位3チームがeリーグ代表決定戦に進む。両リーグの勝者はe日本シリーズへと進出し、日本一を決定。e日本シリーズは来年1月に開催されるイベント「eBASEBALL パワプロチャンピオンシップス JUL.2018-JAN.2019」のメインイベントとして、3人制9イニング形式での1発勝負で開催される。
(Full-Count編集部)
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