苦手左腕から右翼線ギリギリに入るタイムリー
8日(日本時間9日)の敵地ホワイトソックス戦では4試合連続ホームランこそ逃したものの、今季18度目のマルチ安打を記録したエンゼルス大谷翔平投手。9回の第5打席に放った走者一掃の右翼線三塁打は、もう一歩で満塁ランニングホームランという会心の一撃だった。これには地元ファンも「ビーストだ」「勝負強すぎるよ」と称賛の声を惜しまなかった。
6-3で迎えた9回無死満塁の絶好機。大谷は左腕フライの2球目カットボールを強振すると、勢いよく飛び出した打球は右翼線ギリギリに入るヒットとなった。快足を飛ばして三塁に向かった大谷は本塁突入をうかがう素振りを見せたほど。パワーとスピードという武器を生かした走者一掃三塁打に、地元ファンはツイッター上で驚きの声を上げていた。
「オオタニがあとちょっとで満塁ランニングホームランじゃないか。ビーストだ!」
「オーマイゴッド! ショウヘイ・オオタニ」
「ショウヘイ・オオタニはベースボール界で追いかけるべき最高に興味深い男の1人」
「オオタニは常識離れしてるよ」
「オオタニは得点圏にランナーがいる時に勝負強すぎるよ」
「オオタニが燃えているぜ! 色々あった後に、凄すぎる。もちろん、リスクは冒してほしくないのだけれど」
「トラウトとオオタニが続くなんて見てて最高」
「まじか。オオタニも優秀すぎる」
「オオタニは新人王だ。この男に迫る相手がいるなんてバカげている」
この直後のワイルドピッチで本塁へ滑り込んだ際、ベースカバーに入った投手と交錯。若きスターは塁上で倒れこんだためにスタンドも騒然としたが、この一打は観る者に大きな衝撃を与えるヒットとなったようだ。
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