8月24日にヤフオクドームで行われる、2位・福岡ソフトバンクと首位・埼玉西武による直接対決。福岡ソフトバンクは23日の試合で北海道日本ハムを下し、同一カード3連勝を決めて2位に浮上した。対する埼玉西武も23日の試合で勝利し、千葉ロッテを相手にカード勝ち越しを決めて好調を維持している。
6連勝中と絶好調の福岡ソフトバンクにとっては奇跡の逆転優勝を狙うために、埼玉西武にとっては首位の座をより盤石とするために。ペナントの行方を占ううえでも重要な直接対決の第1ラウンドとなる、24日の試合の見どころを確認していきたい。
【今季対戦成績】
福岡ソフトバンク→7勝8敗、埼玉西武→8勝7敗
【福岡ソフトバンク】千賀投手 15試合、9勝4敗 93 .2回、107奪三振、34失点 防御率3.27
【埼玉西武】菊池投手 17試合、9勝3敗 119.2回、109奪三振、44失点 防御率3.23
福岡ソフトバンクの先発は千賀投手だ。8月17日のオリックス戦では自身初となる完封勝利を記録し、3年連続の2桁勝利に王手をかける9勝目をマークしている。首位追撃のために負けられない一戦で快投を披露し、節目の勝利を手にすることができるだろうか。
対する埼玉西武の先発は菊池投手。球界を代表する左腕へと成長した菊池投手だが、福岡ソフトバンクとの相性の悪さは以前から指摘されているところ。今季初となる一戦で過去の苦い記憶を払しょくし、自身にとっても、そしてチームにとっても大きな白星をつかめるだろうか。
福岡ソフトバンクは4番の柳田選手が2安打2四死球と4度の出塁を果たし、8回には貴重な追加点となる2点適時二塁打も記録。この試合でもその打棒に期待がかかるところだ。埼玉西武打線は23日の試合で6回と7回に2点ずつを挙げて試合をひっくり返し、2試合連続となる逆転勝利を飾っている。首位を走る主要因となっている強力打線は、この試合でもここぞの場面で勝負強さを発揮できるか。
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