千賀投手が9奪三振のプロ初完封劇。3本塁打9得点で福岡ソフトバンクが完勝

パ・リーグ インサイト

2018.8.17(金) 21:39

福岡ソフトバンクホークス・松田宣浩選手(C)PLM
福岡ソフトバンクホークス・松田宣浩選手(C)PLM

8月17日、京セラドーム大阪で行われたオリックスと福岡ソフトバンクのカード初戦は、9対0で福岡ソフトバンクが快勝。投げては千賀投手が9回9奪三振の完封劇、打っては打線が13安打9得点と、リーグ3位と4位の直接対決となった一戦を良い形で制した。

福岡ソフトバンクが投打で盤石な試合運びを見せた。2回表に松田選手の豪快な2ランで先制すると、先発・千賀投手がほぼ完ぺきなピッチング。初回から4イニングス連続で3者凡退に抑え、オリックス打線に3塁すらも踏ませない。

先制弾を浴びたオリックスの先発・西投手は立て直し、試合中盤まで千賀投手と投手戦を演じたが、福岡ソフトバンクは6回表に1点を追加すると、7回表には柳田選手が2ランを叩き込んで、援護を待つ右腕を打ち崩す。5点リードの9回表には、上林選手の適時三塁打と中村晃選手の犠飛、福田選手の2ランでさらにダメ押しし、オリックスを突き放した。

投げては、千賀投手が8回まで4安打無失点とオリックス打線に付け入る隙を与えず、完封を目指して9回裏のマウンドへ。何とか反撃を見せたいオリックスは、2死から連打で意地を見せるが、一矢報いることはできず。オリックスと福岡ソフトバンクのカード初戦は、9対0で福岡ソフトバンクが快勝を収めた。

勝利した福岡ソフトバンクの先発・千賀投手は9回9奪三振無失点の完封劇で、3年連続の2桁勝利にリーチをかける9勝目。打線では松田選手と柳田選手が1本ずつ2ランを放って勝利に貢献し、投打の役者が存在感を発揮した。

敗れたオリックスは、先発の西投手が7回5失点と踏ん張り切れず。打線は、千賀投手の前に6安打無得点とほぼ完ぺきに抑え込まれてしまい、3位と4位の直接対決で痛恨の黒星を喫した。

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