中村選手がパ記録タイの6試合連続弾。苦手左腕を打ち崩し、埼玉西武が逆転勝ち

パ・リーグ インサイト

2018.8.10(金) 21:40

埼玉西武ライオンズ・菊池雄星投手(C)PLM
埼玉西武ライオンズ・菊池雄星投手(C)PLM

8月10日、楽天生命パーク宮城で行われた東北楽天と埼玉西武のカード初戦は、7対3で埼玉西武が勝利。両チーム合わせて5本塁打の打撃戦を制し、先発の菊池投手が7回3失点で6月22日以来となる9勝目を挙げた。

先制したのは東北楽天だった。3回裏、嶋選手が通算200犠打を決めてチャンスを作ると、2番・茂木選手が埼玉西武先発・菊池投手から6号2ラン。テンポのいい攻撃で、幸先よく2点を奪う。

しかし、埼玉西武がすぐさま反撃。直後の4回表、まずは4番・山川選手の30号ソロで1点差に迫ると、7番・中村選手がパ・リーグ記録に並ぶ6試合連続弾をかっ飛ばす。この回3得点を挙げて、一気に3対2と試合をひっくり返した。

5回表には浅村選手の適時二塁打で、6回表には森選手の14号ソロで追加点を挙げた埼玉西武。3イニングス連続の得点でリードを3点に広げ、苦手としていた東北楽天・塩見投手をノックアウトする。

試合終盤にも、埼玉西武は攻撃の手を緩めない。敵失で1点を追加すると、5番・外崎選手の適時打でさらに1点を追加。直後の7回裏、東北楽天は1番・田中選手が13号ソロを左翼席に叩き込み、一矢を報いるが、それ以上の反撃はならず。

埼玉西武4点リードの8回裏、2番手・平井投手が東北楽天打線を3者凡退に抑え、9回裏もヒース投手が無得点で抑えて試合終了。東北楽天と埼玉西武のカード初戦は、7対3で埼玉西武が勝利した。

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