埼玉西武中村がライオンズ初の1000打点 AK砲も届かなかった大記録

Full-Count 広尾晃

2018.8.8(水) 14:42

埼玉西武ライオンズ・中村剛也選手【写真:荒川祐史】
埼玉西武ライオンズ・中村剛也選手【写真:荒川祐史】

2000本安打、300本塁打に匹敵する大打者の証明

埼玉西武の中村剛也は、8月7日のオリックス戦の2回にアルバースから左越2点本塁打を放ち、通算打点を1000とした。

1000打点はNPB45人目。2000本安打が51人、300本塁打が42人であることを考えても、大打者の証明といってもよいだろう。

1000打点をマークした打者 ()は実働期間。※は現役。

1・王貞治 2170打点(1959-1980)
2・野村克也 1988打点(1954-1980)
3・門田博光 1678打点(1970-1992)
4・張本勲 1676打点(1959-1981)
5・落合博満 1564打点(1979-1998)
6・清原和博 1530打点(1986-2008)
7・長嶋茂雄 1522打点(1958-1974)
8・金本知憲 1521打点(1992-2012)
9・大杉勝男 1507打点(1965-1983)
10・山本浩二 1475打点(1969-1986)
11・衣笠祥雄 1448打点(1965-1987)
12・土井正博 1400打点(1961-1981)
13・中村紀洋 1348打点(1992-2014)
14・川上哲治 1319打点(1938-1958)
15・秋山幸二 1312打点(1981-2002)
16・小久保裕紀 1304打点(1994-2012)
17・新井貴浩 1295打点(1999-)※
18・山内一弘 1286打点(1952-1970)
19・A.ラミレス 1272打点(2001-2013)
20・T.ローズ 1269打点(1996-2009)
21・加藤秀司 1268打点(1969-1987)
22・阿部慎之助 1235打点(2001-)※
23・大島康徳 1234打点(1969-1994)
24・山崎武司 1205打点(1987-2014)
25・江藤慎一 1189打点(1959-1976)
26・松原誠 1180打点(1962-1981)
27・小笠原道大 1169打点(1997-2015)
28・松中信彦 1168打点(1997-2015)
29・田淵幸一 1135打点(1969-1984)
30・藤村富美男 1126打点(1936-1958)
31・村田修一 1123打点(2003-2017)
32・前田智徳 1112打点(1990-2013)
33・原辰徳 1093打点(1981-1995)
34・和田一浩 1081打点(1997-2015)
35・有藤通世 1061打点(1969-1986)
36・稲葉篤紀 1050打点(1995-2014)
37・谷繁元信 1040打点(1989-2015)
38・立浪和義 1037打点(1988-2009)
39・青田昇 1034打点(1942-1959)
40・田中幸雄 1026打点(1986-2007)
41・江藤智 1020打点(1989-2009)
42・掛布雅之 1019打点(1974-1988)
43・井口資仁 1017打点(1997-2017)
44・古田敦也 1009打点(1990-2007)
45・中村剛也 1000打点(2002-)※

中村は現役では広島の新井貴浩、巨人の阿部慎之助に続いて3位。ライオンズ(西鉄、太平洋、クラウン、西武)では、最初の1000打点バッターだ。ちなみにライオンズ歴代2位は清原和博の915打点、3位は秋山幸二の858打点。

1試合あたりの打点では歴代8位

1000打点打者の1試合当たりの打点10傑は

1・王貞治 0.767(2170打点/2831試合)
2・T.ローズ 0.758(1269打点/1674試合)
3・A.ラミレス 0.729(1272打点/1744試合)
4・藤村富美男 0.723(1126打点/1558試合)
5・落合博満 0.699(1564打点/2236試合)
6・長嶋茂雄 0.696(1522打点/2186試合)
7・大杉勝男 0.6743(1507打点/2235試合)
8・中村剛也 0.6739(1000打点/1484試合)
9・川上哲治 0.666(1319打点/1979試合)
10・野村克也 0.659(1988打点/3017試合)

中村は、現時点では1500試合未満で1000打点をクリアした唯一の打者だ。1試合当たりの打点では、並み居る強打者に交じって歴代8位にランクインしている。

すでに中村は、NPB史上屈指のクラッチヒッターといってよいだろう。

セイバーメトリクスでは打点(RBI)はあまり重要視されないが、このランキングを見ると、打点は強打者の指標として有効だということがわかる。

新井は41歳、阿部は39歳だが、中村はこの8月15日で35歳とまだ若い。最近は故障が多く、出場試合数が減っているが、7月8本塁打、8月は早くも4本塁打と本来の豪打が戻ってきた。

これからどれだけ通算打点記録を更新するか、注目したい。

記事提供:Full-Count

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