カード2戦目は好投手の投げ合いに。打線の注目は両チームのクラッチヒッター

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2018.7.10(火) 09:32

埼玉西武ライオンズ・栗山巧選手(C)PLM
埼玉西武ライオンズ・栗山巧選手(C)PLM

7月10日、メットライフドームで行われる埼玉西武と千葉ロッテによる3連戦の2戦目。9日の初戦は5点ビハインドをひっくり返した埼玉西武が制し、連勝を5に伸ばした。互いに前半戦は残り2試合。負けられない一戦の見どころを紹介していく。

【今季対戦成績】
埼玉西武→8勝5敗、千葉ロッテ→5勝8敗

【埼玉西武】十亀投手 13試合、5勝6敗 85.1回、61奪三振、33失点 防御率3.06
【千葉ロッテ】石川投手 14試合、9勝3敗 99.1回、59奪三振、25失点 防御率2.17

埼玉西武の十亀投手は前回の北海道日本ハム戦でひと月ぶりの5勝目を挙げた。8回途中まで投げて10奪三振、無失点素晴らしい内容だっただけに、10日の試合でも好投に期待したい。今季は開幕から2試合連続での白星がない十亀投手。ジンクスを打ち破って連勝を飾ることができるか。

対する千葉ロッテ・石川投手は5月22日から負けなしの6連勝中と絶好調。前回登板も白星こそつかなかったが8回を投げ2失点と好投している。今季は2016年以来のオールスターゲームにも選出されている石川投手。2年ぶりの2桁勝利で前半戦を締めくくり、球宴へと向かいたい。

9日は13安打11得点と打線が爆発した埼玉西武。中でも同点劇につながる適時二塁打を放った栗山選手は7月に入って4試合中2試合でマルチ安打と調子を上げてきている。首位を走るチームにとって優勝の味を知る栗山選手の活躍は必要不可欠。頼れるベテランが放つ、チームを連勝に導く一打に期待したい。

千葉ロッテからは、9日の試合で先制弾を放った井上選手に注目したい。7月に入って4本塁打と量産体勢に入った井上選手は、メットライフドームでは3割を超える打率を残しており好相性。再び4番に座った主砲がチームを勝利へと導く。

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