後味の悪い結果から雨天中止を挟み中1日。気を取り直して臨む一戦を制するのは

パ・リーグ インサイト

2018.6.24(日) 09:30

オリックス・バファローズ 田嶋大樹投手(C)PLM
オリックス・バファローズ 田嶋大樹投手(C)PLM

6月24日、京セラドーム大阪で行われるオリックスと福岡ソフトバンクの今カードの最終戦。初戦は両軍にとって後味の悪い結果となり、23日は雨天中止となった。24日の試合次第でゲーム差がなくなる可能性のある両者による試合の見どころを挙げていこう。

【今季対戦成績】
オリックス→5勝5敗、福岡ソフトバンク→5勝5敗

【オリックス】田嶋投手 11試合、6勝3敗 63回、62奪三振、29失点 防御率3.86
【福岡ソフトバンク】バンデンハーク投手 11試合、5勝5敗 66.2回、65奪三振、37失点 防御率4.73

オリックスの予告先発は日曜日ということで田嶋投手がマウンドへ。勝ち頭のアルバース投手をスライドさせず、田嶋投手に登板させることからも新人左腕へのチームの期待度がうかがえる。プロ初勝利、そして3戦3勝を挙げている鷹を相手に24日も快投を披露できるか。

オリックス打線の注目選手は安達選手だ。守備に定評のある安達選手だが、22日の試合では適時打を含む2安打の活躍を見せた。また、今季の3本塁打のうち2本塁打は福岡ソフトバンク戦と相性も悪くない。下位打線から上位打線へのつながりを生み、ここからまた反攻を続けていくためにも、この球界屈指のショートストップの投打に渡る活躍が必要不可欠だ。

対する福岡ソフトバンクの予告先発はバンデンハーク投手。今季オリックス戦初登板になる右腕は、交流戦前まで3勝4敗。防御率も5点台と本来の投球ができていなかったが、交流戦は2勝1敗、防御率は2.70と復調気配が感じられる投球内容になってきている。この勢いをキープし、6勝目をかけたマウンドに上がる。

打線では、22日の試合で4打点の大活躍を見せた中村晃選手に注目だ。シーズン序盤から好調を維持し、5月まで打率3割以上をキープしていたが、6月に入り不調。月間打率は2割台前半と苦しんでいる。22日に放った本塁打を、復調のきっかけとできるだろうか。

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