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進化したメットライフドームはここがすごい! 改修後の新施設をオープン前にご紹介!

2021.3.9(火) 17:30 パ・リーグ インサイト
メットライフドーム正面に新設されたメインゲート※写真:球団提供
メットライフドーム正面に新設されたメインゲート※写真:球団提供

 3月26日の開幕に合わせてグランドオープンを迎えるメットライフドームエリア。2017年冬に計画が発表され、工事が始まってからおよそ3年。着々と進められていたメットライフドームエリアの改修がついに完了し、3月8日、竣工式と改修後のドームが報道陣に公開された。

 竣工式では、後藤高志取締役オーナーや辻発彦監督も出席。就任年に計画が発表され、その間2度の優勝へチームを導いた辻監督は「メットライフドームの新たな歴史の幕開けとなるこの2021シーズン、日本一という大きな目標に向かって戦ってまいります」と、新しく生まれ変わった本拠地を前に決意を語った。

埼玉西武ライオンズ 辻発彦監督(左)と後藤高志取締役オーナー(右)※写真:球団提供
埼玉西武ライオンズ 辻発彦監督(左)と後藤高志取締役オーナー(右)※写真:球団提供

ファンを迎えるメインゲートが新設。レンガサークルには選手らの刻印も

 西武球場前駅の改札を抜けると、すぐに目に飛び込んでくるのはメインゲートとレンガサークルだ。これまで1塁側・3塁側に分かれていた入場ゲートは取り払われ、ここで球場にやってきたファンを出迎える。両サイドには2020年、一足先に開業した「ライオンズ チームストアフラッグス」や「メットライフドームチケットセンター」などが並ぶ。

ドーム前広場のメインゲート(左)とレンガサークル(右上)、辻監督のレンガ(右下)(C)PLM
ドーム前広場のメインゲート(左)とレンガサークル(右上)、辻監督のレンガ(右下)(C)PLM

 駅前広場には刻印入りレンガのサークルがある。ここにはファンの名前やライオンズへの応援メッセージが刻まれており、辻監督をはじめ、源田壮亮選手やメヒア選手のレンガも。誰がどんな言葉を刻んだのか、探してみてはいかがだろうか。

ドーム外には子どもも楽しい2つの施設も! 飲食店は21店舗を入れ替え

 ドーム入り口から向かって左、1塁側の外野奥には「トレイン広場」ができた。ラッピングされた西武鉄道の車両「L-train 101」が設置され、新たなシンボルに。運転席にも入ることが可能(※当面の間は非開放)で、中のボタンを押すと音が鳴るなど楽しいしかけもある。対する3塁側には「テイキョウキッズフィールド」という、大型の遊戯施設が誕生。ライオンズの色であるレジェンドブルーを基調としたドーム型の遊具と大きな滑り台が特徴で、子どもたちもここで思いきり遊ぶことができる。

トレイン広場の「L-train 101」(左)とテイキョウキッズフィールドの遊具(右)(C)PLM
トレイン広場の「L-train 101」(左)とテイキョウキッズフィールドの遊具(右)(C)PLM

 また、コンコースを進んでいくとさまざまな飲食店が立ち並ぶが、改修に伴い全77店舗のうち21店舗を入れ替えてリニューアル。その数1000種類以上と12球団の本拠地として最大級の規模を誇るメットライフドームのグルメも、さらなる進化を見せようとしていた。

新設された飲食店の様子(C)PLM
新設された飲食店の様子(C)PLM

近すぎて逆に緊張? 大規模増設でプレミアムな座席も誕生

 観客席では、これまでの外野応援席の象徴ともいえる外野芝生席がすべて座席化された。また、レフトスタンドには「ユニバーサルデッキ」、ライトスタンドには「メイトー ホームランバーパノラマテラス」が新設。さまざまな観戦ニーズに応える座席が生まれた一方で、新たな観戦体験を提供する座席も誕生した。

 ネット裏エリアのエスカレーターを降りると、今回の改修の目玉とも言える「アメリカン・エキスプレス プレミアム™ ラウンジ」と「アメリカン・エキスプレス プレミアムエキサイト™ シート」に入ることができる。快適な空間からフィールドを選手たちと同じ目線で見られる、人生で一度は行ってみたい席だ。またネット裏エリアでは「ネット裏カウンターシート」や「ネット裏パーティーテラス」など、よりゆったりとした観戦ができるシートも作られた。

ネット裏エリアに新設された座席。アメリカン・エキスプレス プレミアムエキサイト™ シート(左上)とその景色(右上)は極上だ(C)PLM
ネット裏エリアに新設された座席。アメリカン・エキスプレス プレミアムエキサイト™ シート(左上)とその景色(右上)は極上だ(C)PLM

 そして選手のプレーを近くで見たい人におすすめしたいのがフィールドビューエリア周辺の座席だ。「フィールドビューシート」は既存の座席の前後1列ずつを増やし、後方には「フィールドビューソファ」も誕生した。また、選手の座るベンチの真上にできたのが「コカ・コーラ ダグアウトトップシート」。最前列はこれまでのどの席よりも選手たちに近く、その熱気を感じられるだろう。

 投手好きにはたまらないのが「ブルペンかぶりつきシート」。間に通路もなく、言葉通りブルペンが目の前にあるシートとなっている。試合前の先発投手から試合中の救援投手まで、多くの投手の練習を間近に見られるという、他の球場にはなかなかない貴重な座席だ。

コカ・コーラ ダグアウトトップシート(左)とブルペンかぶりつきシート(右)(C)PLM
コカ・コーラ ダグアウトトップシート(左)とブルペンかぶりつきシート(右)(C)PLM

ダグアウトには冷暖房が新設。さらに防球ネットの拡大で選手もファンも快適な球場へ

 観客席にあった防球ネットは天井からの吊り下げ式となり高さは20mに。鋭い打球が観客席に飛び込むのを軽減し、安心して観戦ができるようになった。また選手の座るベンチの目の前には空調が新設。暑さと寒さが厳しいメットライフドームだが、ダグアウトの冷暖房設備によってプレーしやすくなるのではないだろうか。

ダグアウト内の空調設備(左)と防球ネット(右)(C)PLM
ダグアウト内の空調設備(左)と防球ネット(右)(C)PLM

LED照明に続きLビジョンと音響設備も刷新!

 2020年に照明がLED化されホームラン演出なども進化したが、今回はさらに試合中の情報や映像を観られるビジョンと音響設備を更新。Lビジョンはおよそ2倍の面積となり、映像もより大きく表示されるようになった。バックネット裏上方にはサブビジョンが新設。またドーム内のスピーカーも増設され、場内どこでもクリアな音声と映像を楽しめるようになった。

大きくなったLビジョンと外野席(C)PLM
大きくなったLビジョンと外野席(C)PLM

グランドオープンは3月26日。メットライフドームで素敵な野球観戦を!

 2つの軸「ボールパーク化」と「チームの育成・強化」を目的に行われてきた改修も完了。新しく生まれ変わったメットライフドームエリアは、3月16日のオープン戦から一部施設が稼働開始を予定しており、3月26日にグランドオープンを迎える。コロナ禍の影響でしばらくは入場人数や施設の稼働状況に制限がかかるが、ライオンズファンもそうでない野球ファンも、ぜひ足を運んでいただきたい。

取材・文 丹羽海凪

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