オープン戦11位に沈む福岡ソフトバンクは、10試合を戦って2勝7敗1分と、昨季の王者らしからぬ不振に苦しんでいる。18日は5位の東京ヤクルトと対戦するが、そろそろ連敗脱出となるのか、見どころを挙げていく。
【3月17日終了時 オープン戦成績】
福岡ソフトバンク→2勝7敗1分
17日は千葉ロッテと対戦し、9回までリードしていたにも関わらずまたも救援陣が崩れて逆転負けを喫してしまった。打線も9安打で3得点と、投打ともに本来の姿を見失っている印象がある。
ただ、先発の石川投手が6回2失点と試合を作り、後を受けた田中投手、高橋礼投手が1イニングずつを無失点に抑えたことは、明るい話題だ。また、ベテランの本多選手が3号アーチを含む4打数3安打と、つながらない打線の中で気を吐いている。18日の試合でも、この韋駄天のバットに期待したい。
デスパイネ選手や内川選手など主力が合流し、完全体に近づいている打線。現状調子の波はかみ合っていないが、そこは昨季王者。近いうちに、周囲に「さすが」と言わしめるときが来るだろう。
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