走塁改革の効果は出るか。オープン戦好調の楽天

パ・リーグ インサイト

2018.3.14(水) 09:30

東北楽天ゴールデンイーグルス・アマダ―選手(C)PLM
東北楽天ゴールデンイーグルス・アマダ―選手(C)PLM

オープン戦8試合を消化し、6勝2敗と好調の楽天は、14日に横浜DeNAとの2戦目に臨む。13日に引き続き、静岡で戦われる試合の見どころを挙げていきたい。

【3月13日終了時 オープン戦成績】
楽天→6勝2敗

13日は先発の藤平投手が6回4失点を喫し、打線も9回に内田選手が放った本塁打の1点のみに抑えられた。3失策を記録するなど、守備面の課題も露呈する試合となっている。

ただ、収穫もあった。2番手で登板した濱矢投手が1回を無失点に抑え、これで3試合に登板していずれも無失点の好投を見せている。また、打撃陣では島内選手がマルチ安打で4試合連続安打。打率.464で12球団トップの打率を記録しており、好調さがうかがえる。

ここまでのオープン戦を振り返ると昨季と今季では大きく変わった点がある。それは盗塁に対する積極性だ。昨季、リーグ5位の42盗塁に終わった楽天だったが、ここまで12球団2位の13盗塁。ポテンシャルはあるだけに、開幕までにさらに経験を積みたいところだ。

アマダー選手、ペゲーロ選手、内田選手がここまで2本塁打を放つなど、打撃陣は調子が上がっている。12球団トップの防御率を誇る横浜DeNA投手陣を攻略して、開幕へ向けてさらに勢いに乗りたい。

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