7月5日、ほっともっとフィールド神戸で行われたオリックスと福岡ソフトバンクの3連戦・初戦は、6対2で福岡ソフトバンクが快勝。14安打の猛攻で、連勝を8に延ばした。
オリックスは、3回裏、福岡ソフトバンクの先発・二保旭投手から、ゴロの間に先制点を奪うことに成功する。しかし直後の4回表、福岡ソフトバンクがオリックス・山本由伸投手に集中打を浴びせる。
まず、先頭の内川聖一選手が右安打で出塁すると、グラシアル選手と松田宣浩選手が連続タイムリーを放って勝ち越し。さらに、上林誠知選手、甲斐拓也選手が連打をつなぐと、「同級生の二保が、まだ今シーズン勝ちがついていないので、今日は勝たせてあげたいですね」と語る高田知季選手も適時打。5連打で得点を重ね、4対1と試合の主導権を奪った。
福岡ソフトバンクは8回表にも、松田選手の第18号ホームランで2点を追加し、オリックスを突き放す。8回裏には、2番手・武田翔太投手が吉田正尚選手から第14号ソロを浴びるが、後続を断ってリードを保った。9回裏は松田遼馬投手が締めて、試合終了。
6対2で勝利し、8連勝を飾った福岡ソフトバンクの先発・二保投手は、6回3安打1失点の好投で、今季初勝利を手にした。敗れたオリックスの先発・山本投手は、7回9安打4失点で降板。「(4点を失った)4回の場面は、なんとか最少失点で粘りたかったです」と悔しさをにじませた。
文・今泉友香
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