大谷翔平VS菊池雄星の花巻東対決 MLB公式も今後に大注目「必見。見逃せない」

Full-Count

2019.6.11(火) 07:10

9日に米初対決したエンゼルス・大谷(右)とマリナーズ・菊池雄星※写真提供:Full-Count(写真:AP)
9日に米初対決したエンゼルス・大谷(右)とマリナーズ・菊池雄星※写真提供:Full-Count(写真:AP)

次回対戦は7・13~3連戦「ア・リーグ西地区のライバル。何度も対戦することになるであろう」

 エンゼルス・大谷翔平投手とマリナーズ・菊池雄星投手の花巻東対決が米メディアで異例の注目を浴びている。MLB公式サイトの動画コーナー「Cut4」は「ショウヘイ・オオタニとユウセイ・キクチの最初のMLBバトルは必見の野球劇で、今後も待ちきれない」と伝えている。

 注目の対決は8日(日本時間9日)のエンゼルスタジアムで行われた。大谷は初回の第1打席で二塁内野安打を放って3点先制の足がかりを作ると、4回の第3打席ではラステラ、トラウトに続いて3者連発となる6号ソロ。菊池は3回1/3で自己ワースト7失点で3敗目を喫し、初戦は3学年後輩の大谷に軍配が上がった。

「Cut4」は「アナハイムで今週末に大きな対決があった。土曜日の夜、マリナーズの左腕ユウセイ・キクチがエンゼルスのショウヘイ・オオタニと対戦した。2人の日本人スターたちはメジャーまで似たような道を歩んだが、それぞれがシアトルとアナハイムにやって来てから、まだ対戦したことがなかった」と伝え、2人のメジャー初対決を紹介。MLB公式サイトのエ軍番記者が「2人は日本北部にある岩手県の花巻東高校で傑出した野球選手であった。その後にNPBで対戦したが、対戦経験は多くなかった」とツイートしたことを紹介している。

 NPB時代の17年開幕戦以来800日ぶりの花巻東対決。多くの日本人メディアが集結した。同サイトは「どのくらいの注目度であったのか? えっと……80以上の日本メディアの記者がエンゼルスタジアムに集まった」と異例の注目度であったことを紹介。さらに「これは大変な注目度である。そして、彼らのチームでの役割を考えれば、この先何か月、何年と見られるであろう注目の対戦があることはエキサイティングである。エンゼルスもマリナーズも、24歳のオオタニと27歳のキクチに大きく期待している。ア・リーグ西地区のライバルであるため、2人が健康であれば、何度も対戦することになるであろう」と今後も繰り広げられるであろう直接対決を期待している。

 次回のエンゼルスとマリナーズは7月12日から3連戦(アナハイム)が予定されている。同サイトは「土曜日の夜、最初のバトルに勝ったのはオオタニだった。彼は1回に単打を打った後、次の打席ではゴロに打ち取られたが、第3打席でキクチから本塁打を放った。今夏にマリナーズ-エンゼルス戦が予定されているため、必ず次回があるが、キクチvsオオタニは必見となるだろう。見逃せない」と締めくくっている。日本だけでなく、米国の野球ファンも注目の一戦となりそうだ。

(Full-Count編集部)

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