「9番・遊撃」で2試合連続スタメン
千葉ロッテ3年目の平沢大河内野手が7日の巨人戦に「9番・遊撃」で2試合連続スタメン出場。4打数2安打でオープン戦打率.400(10-4)とアピールした。
ドラフト2位ルーキーの藤岡裕選手がオープン戦2試合で打率.750と攻守に結果を出し、開幕遊撃スタメンの呼び声が高いが、首筋を痛め欠場中。平沢選手にはチャンスだっただけに、2試合連続のマルチ安打は最高のアピールになったに違いない。
2回2死一塁の第1打席では「身体の軸を意識してコンパクトに振ることだけ」と外角の球にも逆らわず、巨人・吉川光投手の外角高め140キロを左前打。5回の先頭で迎えた第2打席では、一転引っ張りで右前打と広角に打ち分けた。
打撃は好調だが、守備では課題を残した。6回は北村選手の遊ゴロを一塁に悪送球。一瞬、ドミンゲス選手の足が離れ、一塁塁審のジャッジはセーフ。「リクエスト」でアウトにはなったが、7回にも1死一塁で岡本選手の二ゴロで併殺を狙ったが、再び一塁へ悪送球するミスで併殺を取ることは出来なかった。
「藤岡が何試合も出ないので、大河(平沢)にはアピールするいいチャンス。守備をピシャリとやってほしい」と井口監督は守備のミスを惜しんだ。
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