埼玉西武が福岡ソフトバンクから今季初勝利。連敗を3で止める

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2019.4.20(土) 17:43

埼玉西武ライオンズ・木村文紀選手(C)パーソル パ・リーグTV
埼玉西武ライオンズ・木村文紀選手(C)パーソル パ・リーグTV

 4月20日、メットライフドームで行われた埼玉西武と福岡ソフトバンクの一戦は、2回裏に一挙に5点を奪った埼玉西武が6対4で勝利。連敗を3で止め、福岡ソフトバンクから今季初勝利を挙げた。

 まず試合を動かしたのは福岡ソフトバンク。1回表、埼玉西武の先発・今井達也投手に対し、2死から3番・今宮健太選手が右翼ポール際に飛び込む6号ソロを放って1点を先取する。

 しかし2回裏、埼玉西武が一気に試合をひっくり返す。来日4年目にして初の先発となった福岡ソフトバンク・スアレス投手から2死満塁の好機を作ると、9番・木村文紀選手が中堅手の頭上を越える走者一掃の適時三塁打を放って一気に逆転。続く1番・金子侑司選手、2番・源田壮亮選手にも適時打が飛び出し、2回を終えて5対1とリードを奪った。

 3回裏には4番・山川穂高選手に7号ソロが飛び出し、埼玉西武がリードを5点に広げる。一方、福岡ソフトバンクは6回まで埼玉西武・今井投手を打ちあぐねたものの、7回表に6番・デスパイネ選手が2号ソロを放って反撃を開始。2本の安打で無死1,3塁とすると、3番手・平井克典投手から8番・甲斐選手が犠飛を放って得点を重ね、6対3と3点差に詰め寄った。

 8回表に登板した4番手・マーティン投手が1失点したもののリードを守ると、埼玉西武は9回表のマウンドに5番手・増田達至投手を送り込む。先頭の7番・上林誠知選手を3球三振に仕留めると、最後は2死3塁から牧原大成選手を中飛に打ち取って試合終了。埼玉西武が6対4で勝利を収めた。

 2回裏に5得点を奪って逆転した埼玉西武が、リードを守り切って勝利。連敗を3で止め、福岡ソフトバンクから今季初勝利を挙げた。敗れた埼玉西武は先発・スアレス投手が3回途中6失点と振るわず、敵地で連勝とはならなかった。

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