「2018年プロ野球プレシーズンマッチ」2日目。埼玉西武が千葉ロッテに6対0で快勝

パ・リーグ インサイト

2018.2.25(日) 19:28

2月25日、昨日より2日間に渡り行われている「2018年プロ野球プレシーズンマッチ」の2日目。埼玉西武と千葉ロッテの練習試合が、埼玉西武のキャンプ地である高知県、春野総合運動公園で行われた。昨日の同カードでは、千葉ロッテが7対1で埼玉西武に快勝した。今日の先発は千葉ロッテが酒居投手。昨シーズンはルーキーイヤーながら後半戦に先発にも回り、5勝1敗、2完投の好成績を残した。一方の埼玉西武は、昨シーズン最多勝利と最優秀防御率の2冠を獲得したエース・菊池投手だ。

初回は両投手ともに無失点で切り抜け、3回裏に試合が動く。山川選手、木村選手の適時打で埼玉西武が3点を先制に成功する。その後は3回からマウンドに上がった十亀投手、5回からマウンドに上がった多和田投手が安定した投球を披露し、千葉ロッテ打線を無失点に抑えていく。

すると6回裏、ドラフト6位ルーキーの永野投手から、金子侑選手が適時三塁打を放ち1点を追加。さらに7回裏に有吉投手から山川選手が豪快なソロ本塁打を放ち1点を加えると、8回裏には新外国人右腕のシェッパーズ投手から、金子侑選手が再び適時三塁打を放って加点。試合はそのまま、6対0で埼玉西武が勝利した。

今日の試合で埼玉西武はベテラン投手が仕上がりの良さを存分にアピールした。一方の千葉ロッテは若手投手がマウンドに上がり、キャンプの成果を問われる形となったが、6点を失う展開となった。

千葉ロッテは打線が沈黙し課題が残る結果となったものの、昨日に続き2安打を記録した井上選手には期待したいところ。また埼玉西武は、昨シーズン首位打者の秋山選手をはじめ、山川選手、金子侑選手も揃ってアピール。昨シーズン、金子侑選手は故障により出遅れた。今シーズンは万全を期して臨み、チームの勝利に貢献したい。

オープン戦初戦は、両チームとも3月3日。千葉ロッテは札幌ドームで北海道日本ハム、埼玉西武は佐賀で広島と対戦する。昨シーズンのオープン戦は、千葉ロッテは13勝2敗で首位。埼玉西武も8勝5敗で5位と、ともに好成績を残している。

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