巨人上原、阪神福留、横浜DeNAは33歳右腕が… 12球団の今季最年長選手は?

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2019.1.23(水) 07:10

阪神・福留孝介※写真提供:Full-Count(写真:荒川祐史)
阪神・福留孝介※写真提供:Full-Count(写真:荒川祐史)

パ・リーグは3人の松坂世代に注目

 プロ野球は2月1日にキャンプインを迎え、各球団は今シーズンの戦力を把握しオープン戦などの実戦を経て1軍メンバーを構成していく。新助っ人、ルーキーに注目が集まるが、実績あるベテランたちも選手生命をかけた重要な時期となる。ここでは12球団の日本人最年長選手を挙げていく。

【パ・リーグ】

○埼玉西武
内海哲也(1982.4.29)
18年 15試合、5勝5敗、防御率4.17

○福岡ソフトバンク
和田毅(1981.2.21)
18年 1軍登板なし

○北海道日本ハム
實松一成(1981.1.18)
18年 1試合、打率.000、0本、0点

○オリックス
岸田護(1981.5.10)
18年 17試合、0勝0敗1H、防御率2.35

○千葉ロッテ
福浦和也(1975.12.14)
18年 82試合、打率.210、1本、11点

○東北楽天
久保裕也(1980.4.23)
18年 25試合、1勝0敗1H1S、防御率1.71

 パ・リーグの“最年少”は巨人から人的補償で埼玉西武に移籍した内海。福岡ソフトバンク・和田、北海道日本ハム・実松、東北楽天・久保の3人は「松坂世代」。実松はコーチ兼任として昨季はわずか1試合、和田は左肩の違和感で登板なしと今季が正念場。、久保は育成から支配下登録を勝ち取り復活の兆しを見せている。

 オリックス・岸田は17試合登板、防御率も2点台前半と一定の成績を残したが、若手の台頭が目立つチームなだけに今季が勝負所だ。千葉ロッテ・福浦は2000本安打を達成したが、昨季の打率.210は自己ワースト。「幕張の安打製造機」の復活に期待したい。

横浜DeNAは33歳の藤岡がチーム最年長、巨人・上原は球界最年長

【セ・リーグ】

○広島
石原慶幸(1979.9.7)
18年 58試合、打率.177、1本、7点

○東京ヤクルト
五十嵐亮太(1979年.5.28)
18年 23試合、0勝1敗2H、防御率4.50

○巨人
上原浩治(1975.4.3)
18年 36試合、0勝5敗14H、防御率3.63

○横浜DeNA
藤岡好明(1985.3.12)
18年 15試合、1勝0敗1H、防御率6.14

○中日
山井大介(1978.5.10)
18年 10試合、3勝6敗、防御率4.04

○阪神
福留孝介(1977.4,26)
18年 123試合、打率.280、14本、72点

 横浜DeNAは昨年まで最年長だったG後藤(現東北楽天2軍打撃コーチ)が引退し、33歳の藤岡が最年長に。福岡ソフトバンク、北海道日本ハムと3球団を渡った右腕も今年が正念場だ。一方、巨人の上原は球界最年長に。シーズン後に左膝の手術を受け自由契約となったが、再契約を結びリリーフ陣の精神的支柱として期待される。

 リーグ3連覇中の広島・石原は會澤と正捕手争い、若手も虎視眈々と狙っているだけにベテランの存在感を見せつけたいところ。阪神・福留は40歳を超えても守備、打撃は健在。チームの主軸として活躍。中日・山井は3勝6敗と負け越したが先発入りのチャンスを狙う。東京ヤクルトは福岡ソフトバンクを戦力外となり、加入が決まった五十嵐が最年長。リリーフの層を厚くする活躍が期待される。

(Full-Count編集部)

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