【オリックス】リーグワースト13度目完封負けで勝率5割復帰ならず 最下位の西武にパで唯一負け先行

スポーツ報知

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2024.7.16(火) 05:00

投手交代を告げる中嶋聡監督 (カメラ・佐々木 清勝)

◆パ・リーグ 西武3―0オリックス(15日・ベルーナドーム)

 オリックス・エスピノーザが無援に泣いた。「最少失点で粘ることができた」と6回を1失点と先発の仕事を果たしたが、リーグトップタイの8勝目はならず。頼みの打線が初対戦の菅井にプロ初勝利を献上し、逆に5敗目をつかまされた。

 来日1年目でローテの軸に座り、本拠地・京セラDで5勝負けなし。ビジターでは2勝5敗と「内弁慶」状態だ。3者凡退は一度もなく「中盤以降にカーブがバラついてしまった」と反省したが、助っ人を責められるはずもなかった。中嶋監督も「ピンチの連続で1点でいったわけですから」とフォロー。チームは勝率5割復帰にも失敗した。

 リーグワーストとなる13度目の完封負け。2~10日の5連勝で一時5割に戻したものの、そこから2連続完封負け後に快勝、再び完封負けと波に乗れない。指揮官は「何か止まりますよね。安心しちゃうのか、簡単に考えているのか。(快勝した)次の日が全く、というのが多い」と不思議がった。最下位の西武にもパで唯一、6勝7敗と負けが先行。停滞ムードを揺さぶる刺激がほしい。(長田 亨)

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