【ソフトバンク】1点を追う5回無死二塁の柳町達 走者を進めなくてもOKの理由…小久保裕紀監督語る

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2024.6.6(木) 22:07

8回の攻撃を終え、投手交代を告げた小久保裕紀監督(カメラ・渡辺 了文)

◆日本生命セ・パ交流戦 中日3―0ソフトバンク(6日・バンテリンドームナゴヤ)

 ソフトバンクが今季5度目の完封負けを喫して、連勝が5でストップ。交流戦同率1位だった楽天が勝利したため、首位から陥落した。パ・リーグ2位のロッテ、3位の日本ハムとも敗れたため、両チームとのゲーム差6は変わらなかった。

 試合後の小久保裕紀監督は、いつも通り、落ち着いて記者の質問に答えた。以下は一問一答。

 ―東浜が打球を右でん部に受けるアクシデント

 「骨じゃなかったみたい。あの打球なんで、肉じゃなかったら危なかったですね。本当ドキドキした。緊急登板で石川を(2番手として)行かせて。もともと(救援投手を)8枚しか入れてなかったので、戦い的にはちょっと苦しかったですね」

 ―東浜は一度マウンドに戻ったが3回で降板

 「万が一そのまま投げて(状態が)悪くなるとね。来週も6連戦なんで、それを考えたら。(降板は)僕が決めた。今のところ力は入るみたいなんで、良かったです」

 ―2番手の石川はハードラック

 「しょうがないです。持ち球の高め真っすぐを打たれたので、そりゃもう、しょうがないです」

 ―広瀬は6回1死二、三塁の二ゴロで三走が本塁憤死の好守

 「ああ、あのプレー良かったですね。ええピッチャーが来たら、そんなに連打は続かないんでね。あんな守備を見せてくれたら、なかなか…打つ方はアレでしたけど、素晴らしい送球でしたね。(甲斐の)タッチプレーも(良かった)」

 ―5回無死に左翼線二塁打で出塁した近藤を、三塁に進められなかった

 「進めようと思ってないんでね。(6~8番打者の)3人で1点を取ってくれたら(OKだと)。9番に投手が入っていて、代打を出せないんで。別に無理くり2ストライク後にセカンドゴロを打ちにいかんでもええと。そういう話をしてるんで。(進塁打のサインが)出てない時は自分のバッティング…ということは、柳町はアッチ(左方向)にファウルを打ちながらアッチにヒットを打ちにいくバッターなんで。彼は何にも悪くないです」

 ―長谷川が移籍後11試合目の初失点

 「初めてじゃないですか、今シーズン。今まで点取られてなかったでしょ。そんな日もありますよ、長いシーズン」

 ―7回から仲田を9番に入れた

 「一応1点差やったんで。杉山がもしあそこで(走者をためて降板して)長谷川をいれなアカンようになったら、(8回も長谷川に)イニングまたぎをささんと、ピッチャーの枚数が足らんかったんで。ビハインドでね。それも考えて。セ・リーグならでは(の采配)で、そういうふうにしました」

 ―交流戦首位から陥落

 「まだまだあるんで」

 ―中日のいい投手3枚から勝ち越した

 「お互いプロでやってて、全部が全部3連勝できるわけじゃない。あしたからまた新たな3連戦になるんでね!」

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