近年のシーズン中の“監督交代” 20年オリックス西村監督→中嶋代行、18年楽天梨田監督→平石代行
スポーツ報知
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2024.5.27(月) 05:05
西武は26日、松井稼頭央監督(48)が休養し、渡辺久信GM(58)が27日付で監督代行に就くと発表した。GMは兼任し、28日の中日戦(バンテリンD)から指揮を執る。シーズン途中の監督交代は球団3例目で、45試合目は球団最速となる。松井監督が就任した昨季は5位に沈み、今季もここまで15勝30敗の最下位と低迷。2008年に日本一に導いた渡辺GMが11年ぶりに再登板して再建を図ることになった。
◆近年のシーズン中の“監督交代”
▽14年西武伊原監督→田辺代行 1年目の伊原春樹監督が20勝33敗で最下位に低迷していた6月4日に無期限休養。同6日から田辺徳雄打撃コーチが代行。43勝44敗の5位で終え、翌年に監督就任。
▽15年オリックス森脇監督→福良代行 森脇浩司監督が19勝34敗1分けだった6月2日、試合前に休養。代行は福良淳一ヘッドコーチで42勝46敗1分けの5位。翌年、監督に。
▽16年中日谷繁監督→森代行 谷繁元信監督が42勝58敗3分け、8カード連続負け越し借金16となった8月9日に休養し、森繁和ヘッドコーチが就任。16勝24敗で翌年から監督就任。
▽18年楽天梨田監督→平石代行 梨田昌孝監督が21勝41敗1分けで借金20となり6月16日に辞任。同17日から平石洋介ヘッド兼打撃コーチが就任し、37勝41敗2分けで最下位も翌年に監督就任。
▽20年オリックス西村監督→中嶋代行 20年8月20日、16勝33敗4分けだった西村徳文監督解任を受け、中嶋聡2軍監督が就任。29勝35敗3分けで最下位も翌年監督に。
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