【楽天】代役でプロ初先発の右腕が4回1失点 荘司の登板回避に「荘司さんのときには何かが起こる…」

スポーツ報知

  • ニュース

2024.4.13(土) 19:47

プロ初先発のマウンドで力投した松田啄磨(カメラ・今成 良輔)

◆パ・リーグ 楽天2―2ロッテ=延長12回=(13日・楽天モバイルパーク)

 楽天の松田啄磨投手が、体調不良で予告先発を回避した荘司康誠投手に代わってプロ初先発。初回に先制こそ許したが、4回3安打1失点と試合を作り、延長12回引き分けの熱戦を戦ったチームの中で、大きな役割を果たした。

 初回にいきなり無死一、三塁とピンチを背負ったが、ソトの先制犠飛で1死とすると、落ち着きを取り戻した。2回以降は危なげなく4回を投げきり「初回のソトの犠牲フライでだいぶ落ち着いたので、それ以降はテンポよく投げられたのかなと思います」と振り返った。

 “荘司の日”には、松田に出番が回ってくる。3月9日の日本ハムとのオープン戦(静岡)では、右膝違和感を訴えた荘司が1回で降板し、2回から松田が緊急登板。3回を無失点に抑え、開幕1軍への大きなアピールとなった。

 3月30日の西武戦(楽天モバイル)では、荘司の後を受けて5回からプロ初登板。走者を出しながらも2回を無失点で切り抜けた。1度、緊急登板を経験していたことを聞かれ「荘司さんのときには何か起きるというのは自分の中でも思っていたので、何かあるかなとは思いつつ準備していたので、その辺は生きたのかなとは思います」と話していた。

関連ニュース

【楽天】8年目捕手が強肩連発 2度のリクエストもいずれも判定通りアウト
【楽天】スクランブル先発のドラ5右腕が4回3安打1失点 緊急先発告げられ「えっ?」と絶句も好投
【楽天】守護神が本拠地初セーブ「球場の雰囲気がよかった。大歓声をいただけたので震えました」
【楽天】開幕投手が今季初勝利も反省「ダメな部分はあったのでつぶさないといけない」
【楽天】伊藤裕季也が今季1号!大学の同級生・小郷の一言きっかけに「見返してやろうと思って頑張りました」

記事提供:

スポーツ報知