◆オープン戦　ロッテ―ソフトバンク（１０日、ＺＯＺＯ）

　ロッテの佐々木朗希投手が、ソフトバンク戦でオープン戦初先発した。３回４安打で２四球１死球と制球に苦しむ場面もあったが、５奪三振と要所を締めるピッチングで得点は許さなかった。

　降板後に取材に応じた右腕は「ヒットもありましたし、四球もあったんですけど、前よりは全体的にまとまってきたので、そこら辺はよかった。真っすぐも右バッターに特にいいボールが決まっていた」と手応え。「ほんの少しですけど、よくなっていると思うんけど、まだまだ上がってきて欲しいなと思ってます」とうなずいた。

　この日は５７球を投じ、内訳は直球３３球、フォーク２０球、スライダー４球だった。「右バッターにスライダーを今日は試しました。そこで、いろんな感覚があったりも、徐々には思い出してきている」。この日の最速は１５７キロだったが、「例年と進めるペースが違かったので、これがいいのか悪いのかわからないですけど、シーズンに入ったらトータルで見たときに去年よりもいい数字が出ていたらいいなと思う。そこは焦らず、しっかり振り返りながら調整していきたいと思います」と、開幕に向けては慎重に調整を進めていく方針だ。

　今季の開幕３連戦はＺＯＺＯで日本ハム戦を予定している。３戦目に初登板する予定の佐々木は、「（今日は）オープン戦で投げるのは、すごく久しぶりだったので新鮮でしたし、また開幕はここでできるので楽しみにしています」と話した。

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