久々登板も5回1失点の宮城に池田氏が脱帽した理由…変わらぬ安定感は本人以上に「チームももっと落ち着いた」

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2023.10.5(木) 07:34

オリックス・宮城大弥 (C) Kyodo News

◆ 「落ち着いたピッチングをしていた」

 オリックスは4日、本拠地でのロッテ戦に3-6で敗戦。先発した宮城大弥は5回1失点の内容で復帰登板を終えた。

 体調不良などの影響で16日ぶりの先発マウンドに上がった宮城だったが、この日も序盤3イニングを39球無失点に抑える上々の立ち上がりを見せる。

 0-0の4回に二死二塁から味方の悪送球で先制点を献上してしまったものの、冷静に後続を断つと続く5回も三者凡退に抑えてこの日はお役御免に。5回63球1失点、1安打・4三振・2四球の内容でマウンドを後にした。

 久々の登板という事もあり早めに交代した宮城だったが、同日放送のCSフジテレビONE『プロ野球ニュース』に出演した池田親興氏は「全く違和感が無かったですね……本当にそういう事があったのかと聞きたいくらいの話でした」と脱帽。

 続けてこの日のピッチングについても「初回からきれいに投げていました。エラーで1点失いましたけど、そういう時でもゴロを打たせていましたし、バットの下にボールを入れるというピッチングができていましたよね」と振り返り、コンディション面の不安を感じさせない姿を見せた若武者を称賛した。

 また同じく出演した五十嵐亮太氏も「(CS前に)一回投げれたってのも大きい。本人も安心感を得られますし、チームにも彼は欠かせない」と語ると、池田氏も続けて「落ち着いたピッチングをしていましたし、これでチームももっと落ち着いた」とコメント。

 左腕エースが平常時と変わらない姿を見せた事は、本人以上にチーム全体に大きな安心感を与えたと分析した。

 先発・リリーフ共に盤石の陣容を誇るオリックスだが、その中でも山本由伸に並びローテーションをけん引してきた宮城の復活は何よりの朗報か。久々の登板だったが、終わってみればCS突破、そして日本一に向け不安要素がまた一つ消えた1日となった。


☆協力:フジテレビONE『プロ野球ニュース2023』



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