【オリックス】首位陥落…延長10回にまさか6失点 丸に代打満塁弾&ウォーカーに2ラン浴びる

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2023.6.8(木) 21:09

延長10回2死満塁、代打・丸に右越えへ先制の満塁弾を打たれ、マウンドでガックリする本田(左)(カメラ・竜田 卓)

◆日本生命セ・パ交流戦 オリックス0―6巨人=延長10回=(8日・京セラドーム)

 オリックスがまさかの延長戦の大量6失点でリーグ首位から陥落した。

 両軍無得点の延長10回。4番手・本田が2死から梶谷、秋広に連打を浴び、岡本和を敬遠で歩かせて満塁のピンチを背負った。代打・丸は2球で追い込んだが、1ボール2ストライクから甘く入ったスライダーをバックスクリーンにたたき込まれた。さらに、大城に右前打を許し、ウォーカーにも右越え2ランを許した。

 先発の山岡は今季最長の7回を投げ、3安打無失点の好投も報われなかった。140キロ台後半の直球に得意のスライダー、チェンジアップ、カットボール、カーブと多彩な球種を操って巨人打線をほんろう。三塁すらふませなかった。規定投球回にはわずかに足りないものの、防御率1・71に良化させた。

 チームは5月17~20日に4連敗して以来の連敗で、5カードぶりに負け越し。9日のDeNA戦(京セラD)は山下が開幕6連勝をかけて先発する。20歳のモンスターに再び流れを引き寄せる快投が期待される。

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