【西武】育成選手の古市尊が支配下登録「ここからが勝負」

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2023.4.14(金) 18:31

支配下登録され渡辺久信GM(左)と握手をする古市尊(カメラ・中島 傑)

 西武は14日、育成選手の古市尊捕手と支配下選手契約を結んだ。背番号は125から65に。年俸は460万円(推定)。

 エスコンフィールド内で会見した古市は「第一の目標ではあったのですが、ここがゴールではなくここからが勝負だと思っているので、1日でも早く1軍で活躍できるように頑張りたいと思います」と決意を示した。古市は高松南から四国IL・徳島に進み、2021年の育成ドラフト1巡目で西武に指名されて入団。右投右打で強肩が持ち味だが、渡辺GMが「コンタクト能力も素晴らしい」と評する打撃も向上。今季はここまでイースタン・リーグに10試合出場し、28打数11安打で打率3割9分3厘の成績を残している。さらに同GMは「捕手の割には足も速い」と走力も評価している。

 今季の1軍の捕手は柘植、古賀を併用しているが、13日のロッテ戦(大宮)で柘植が頭部に死球を受けたこともあり、捕手を強化する意味合いの支配下登録でもある。「まだまだ柘植さんや古賀さんには全然勝てない部分はたくさんありますし、経験も全然浅いので、1日1日の練習を大切にして盗めるところは吸収していきたい」と誓った。

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