オリックス育成・茶野がレーザービーム連発 最後は”補殺”で試合終了

ベースボールキング

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2023.3.11(土) 18:35

オリックス・茶野篤政

○ オリックス 5 - 4 巨人 ●
<3月11日 京セラD大阪>

 オリックスが巨人とのオープン戦に2連勝。最後は育成ドラフト4位・茶野篤政外野手(23=四国ILplus・徳島)の見事な“レーザービーム”で試合終了となった。

 茶野は1点を追う7回裏に代打で出場。一死無走者の場面で巨人3番手・船迫から四球を選び、一挙4得点のビッグイニングにつなげた。

 2点リードの9回表は、右翼守備では好送球を連発。まずは一死一塁で巨人・重信が放った右前打を捕球し、素早く三塁へストライク送球。一塁走者のオコエは悠々と三塁へ到達するかと思われたが、茶野の矢のような送球で最後は間一髪のタイミング。結果はセーフだったが、自慢の強肩を場内のファンを沸かせた。

 その後、二死一、二塁となり、2番手の山岡が巨人・門脇に右前適時打を浴びた。外野陣は深めの守備位置だったため、二走・重信が4点目のホームイン。同時に一走・湯浅は三塁進塁を狙ったが、またしても茶野が三塁へドンピシャのストライク送球を披露。最後は三塁タッチアウトで試合終了となった。茶野は謙遜した表情でチームメイトとハイタッチ。場内からは背番号033へ大きな拍手が送られた。

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