西武の連敗止めたエース髙橋光成へ「もっと上を目指した方がいい」解説陣がさらなる成長期待

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2022.9.21(水) 06:44

西武・髙橋光成 (C) Kyodo News

◆ デーブ大久保氏「8敗しない投手になれますよね」

 西武の髙橋光成投手が20日、本拠地での楽天戦で8回1失点と好投。キャリアハイに並ぶ11勝目(8敗)を手にすると同時に、チームの連敗を「7」でストップした。

 自己最多130球の球数を要したが、8安打を打たれながら無四球9三振の内容。8イニング中4イニングで得点圏に走者を背負う場面があったものの、要所を締める投球で最少失点に抑えた。

 20日放送のCSフジテレビONE『プロ野球ニュース』に出演した野球解説者の池田親興さんは「コントロールもいいですし、変化球の動きもいい。もっともっと勝ってなきゃいけない投手ですが、連敗時にチームを引っ張ってくれるような投球だったんじゃないか」と、チームの苦境を救った気迫の力投を評価。

 また、同じく番組に出演した江本孟紀さんは「スタミナもあるし、自信を持っている球種もある。もっと上を目指した方がいいね」と話し、さらなる成長に期待を寄せた。

 今季の髙橋光成は、ここまでリーグ最多25試合に先発し、同2位の投球回168回2/3、同2位の11勝、同3位の防御率2.24という好成績をマーク。クオリティースタートの回数では、投手4冠の山本由伸(オリックス)と並びリーグ最多20回を記録するなど、球界トップクラスの先発投手になりつつある。

 番組MCを務めた大久保博元さんは、高卒8年目でキャリアハイのシーズンを過ごしている右腕について、「“成長”は僕ももちろん、みんな認めているんですけど、江本さんが言う通り『8敗しない投手』になれますよね。15勝5敗くらいを目指してほしい」とコメント。具体的な数字も示して、レオのエースに進化を求めた。

 さらなる飛躍が期待される来季のパフォーマンスはもちろん、逆転CS進出の可能性も残されているだけに、今後の登板予定にも注目だ。

☆協力:フジテレビONE『プロ野球ニュース2022』


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