◆パ・リーグ　ソフトバンク３―６オリックス（１２日・福岡ペイペイドーム）

　２位ソフトバンクが３位オリックスに逆転負けを喫し、連勝が「３」でストップ。首位西武との差が１・５に広がり、逆にオリックスに１差に迫られた。

　先発の杉山はこの日の第１球から２回先頭・紅林の４球目まで２０球連続の直球勝負。初回１死一塁では吉田正にその直球を仕留められ、先制２ランとされた。１点リードの５回１死では、逆に４球続けたスライダーを吉田正に同点ソロとされた。「一番警戒しないといけない打者に打たれてしまった。初回も５回ももっと慎重になるべきだった」とうなだれた。

　５回は２番手・泉も流れを止められず、紅林に決勝２ランを浴びた。紅林は今季６本塁打のうち４本がソフトバンク戦と打ち込まれている。

　打線は２点を先制された直後の初回に今宮の適時二塁打などで３点を奪い、一気に逆転に成功したが、２回以降は立ち直った竹安らオリックス投手陣の前に沈黙した。

関連ニュース

・【ソフトバンク】また天敵に被弾　紅林弘太郎に勝ち越し２ラン献上…今季６発中４発が鷹戦
・【ソフトバンク】“明豊・今宮”また打った！　地面スレスレを拾って反撃打　甲子園出場の後輩たちに２夜連続で雄姿
・【ソフトバンク】杉山一樹、吉田正尚に先制２ラン被弾　初回はイニング別最多の１０失点目
・【ソフトバンク】首位西武に０・５ゲーム差　９回締めた藤井皓哉は戦力外、独立Ｌ、育成経験の苦労人
・【ソフトバンク】“大振り封印”今宮健太、約４か月ぶりの一発が２号決勝ソロ　３連勝で首位西武と０・５差