昨年パ・リーグでは、宮西尚生投手の900試合連続リリーフ登板、上沢直之投手の通算1000奪三振、浅村栄斗選手の2000安打や今宮健太選手の通算400犠打など、多くの記録が達成された。今回は、2026シーズンでの達成が期待される記録を投手編、野手編に分けて紹介する。
北海道日本ハム・有原航平 通算100勝まで残り2/通算1000奪三振まで残り42

今シーズンから北海道日本ハムでプレーする有原航平投手は、通算100勝まで残り2としている。達成すれば、北海道日本ハムでは1995年以来31年ぶり。また、通算1000奪三振も残り42で達成と、どちらも十分に期待ができる。
2023年のNPB復帰から3年間、福岡ソフトバンクで先発ローテーションの一翼を担ってきた有原投手は、昨季26試合で14勝を挙げ、福岡ソフトバンクの日本一に貢献。自身2年連続3度目の最多勝利投手賞に輝いた。6年ぶりに古巣へ復帰するシーズン、記録達成なるか。
オリックス・平野佳寿 通算1000奪三振まで残り1
通算1000奪三振まで残り1と記録達成目前なのは、オリックスの平野佳寿投手。昨季はNPB史上4人目、パ・リーグでは初となるNPB通算250セーブを達成したが、登板は3試合のみに終わった。投手コーチ兼任として迎える今季は、選手としても指導者としてもチームを支えていきたい。
オリックス・九里亜蓮 通算1500投球回まで残り75.2回

移籍2年目を迎えるオリックスの九里亜蓮投手は通算1500投球回まで残り75.2回。昨季はチームトップの164.1投球回で先発ローテーションの柱となり、4年ぶりの2桁勝利を挙げた。また、通算1000奪三振も同年中に達成。今季も安定した投球に期待がかかる。
通算1000投球回まであと100イニングを切っているのは、山崎福也投手、石川柊太投手、小島和哉投手。なかでも小島投手は、5年連続の規定投球回到達を果たし、現在通算923.2回を記録している。今季も先発ローテーションとして投手陣をけん引し、大台を突破したいところ。
北海道日本ハム・宮西尚生 通算450ホールドまで残り26

北海道日本ハムの宮西尚生投手は昨季、通算900試合登板(NPB史上4人目)を達成し、880試合連続リリーフ登板でプロ野球記録を更新。プロ野球史に名を残すシーズンを過ごした。そんな宮西投手は、前人未到の450ホールドまで残り26。一年を通して投げることができれば実現可能な記録だ。19年目もブルペンを支え、さらなる偉業を達成したい。
また、同じく北海道日本ハムの玉井大翔投手は、通算100ホールドまで残り11としている。2年ぶりに一軍出場を果たした玉井投手は、チームの流れを変える投球で40試合に登板、17ホールドを記録した。昨季の勢いそのままに、100ホールドの記録達成を通過点とするような活躍を見せられるか。
千葉ロッテ・益田直也 通算250セーブまで残り2/通算200ホールドまで残り26/通算800試合登板まで残り31
ルーキーイヤーから14年間リリーフとして活躍を続けている益田直也投手は、通算250セーブの大台まであと2つ。2025年は22試合で防御率4.35と苦しみ、5セーブに終わった。守護神の座を取り戻し、早期達成といきたい。また、通算800試合登板まであと31試合、通算200ホールドまであと26に迫っている。
今記事でピックアップした選手は、いずれもNPBで長く活躍してきた選手ばかり。間もなく始まる2026シーズンも、試合の結果だけでなく、個人の記録にも注目してみてはいかがだろうか。
文・薗田陽和
