
西武は27日、「西武ライオンズ海外戦略」の一環として、インド出身のアクシャイ・モーレ投手(22)と育成契約を結んだと発表した。インド出身選手との契約はNPB史上初となる。背番号は146に決まった。
194センチ、88キロの右腕は最速150キロの直球とフォーク、シンカー、スプリット、チェンジアップ、カーブと多彩は変化球を操る。今年6月に実施したトライアウトで将来性を高く評価された。野球歴は約6年で、野球に取り組む真摯(しんし)な姿勢と向上心があり、伸びしろは十分と判断した。
モーレは球団を通じ「素晴らしい機会を与えてくれたライオンズに、心から感謝しています。チームメートやコーチの皆さんから多くを学びながら、チームの勝利に貢献できるよう全力を尽くします。そして、ファンの皆さんに信頼していただける選手になれるよう、謙虚な気持ちを忘れず、毎日努力を重ね、成長し続けていきたいと思います。皆さんにお会いできる日を楽しみにしています」とコメントした。
「西武ライオンズ海外戦略」は、外国人選手の獲得における戦力強化と、当球団が培ってきた育成ノウハウを生かし、将来NPBで活躍が見込まれる外国人選手の発掘・育成体制を拡充することを目的として25年11月から推進している取り組み。
▽広池浩司球団本部長「柔道ではインドの全国大会で準優勝の経験もあるアスリートで、誠実な性格にも魅力を感じています。昨年行われた中東・南アジア地域初のプロ野球リーグ『ベースボール・ユナイテッド』で活躍し、今年6月のトライアウトでも今後に向けて大きな可能性を示しましたので育成契約を結ぶことにいたしました。ライオンズで大きく成長し、インドで野球をする人たちの希望の星になってほしいです」