【ロッテ】山本大斗「ヒーローになろうと思った」 打率1割台と低迷、苦境を打破する自身初のサヨナラ打…サブロー監督も称賛「僕もうれしい」

スポーツ報知

9回2死二、三塁、右前にサヨナラとなる適時打を放った山本大斗(中央)(カメラ・古川 剛伊)

◆日本生命セ・パ交流戦 2026 ロッテ3X―2DeNA(12日・ZOZOマリンスタジアム)

 ロッテは先発の広池康志郎投手が自己最長8回2失点の快投で試合を作ると、2試合連続のサヨナラ勝ちで、4月4日以来となる勝率5割に復帰した。9回2死二、三塁から山本大斗が右前に運んで決着をつけた。これまで借金返済をかけた一戦は5戦全敗中だっただけに、“6度目の正直”で念願の勝利をつかんだ。試合後、山本はヒーローインタビューで「しゃっーーー!!」と喜びを爆発させた。

 同点の9回2死二、三塁。カウント1―0から外角直球を素直に逆方向にはじき返すと、打球は一、二塁間を破った。24年以来となる2年ぶりの2試合連続劇勝に、「ここはヒーローになろうと思って、打ちました。もうわけがわからないですね!」と大興奮。無我夢中でつかんだ自身初のサヨナラ打の余韻に浸った。

 今季はここまで打率1割台に低迷し、本塁打もわずか1本。歯がゆい日々が続き、「個人としてあまり結果が出てなくてすごいつらい」と率直な心境を吐露。それでも5割復帰をもたらす一打に「チームの力になれてなかったので、こういう場面で打てたのは本当に自分の中で良かった。いいきっかけを作れた」と充実感を漂わせた。

 23歳の若き大砲の奮闘に、サブロー監督も「(山本は)本来であれば、ライトでスタメンで出ないといけない選手だと思う。けど、プロ野球もそんな甘くない。1軍は実質2年目ですか、1軍の壁にぶち当たってもがいて、もがいて、結果が出ない、でもこういうところでちゃんとヒットを打てたっていうのは彼もうれしいですし、僕もうれしいです」とたたえた。

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