固定概念にとらわれない栗山監督の大胆采配「いろんなことを考えている」
オリックスから自由契約となり北海道日本ハムへの入団が決まった金子弌大投手が10日、札幌市内で入団会見を行った。同席した栗山英樹監督は起用法について「先入観を持たない方がいい」と先発にこだわらない考えを明かした。
来年3月29日に行われるオリックスとの開幕戦を任せる可能性があるか問われた時だった。栗山監督は「もちろん、そのイメージはありますけど、僕がやらなきゃいけないのはそこではなくて、日本一になった瞬間にマウンドにいてもらう。そっちの方が大事なので。最後のところに、ファイターズに来て良かったという姿で立ってもらう。それが僕の使命。そのイメージははっきりあります」と語った。
沢村賞や最多勝、最優秀防御率など先発として数々のタイトルを獲得した120勝右腕の加入を最大限生かすために、知恵を絞っている。「いろんなことを考えている。新しい形があるかもしれない。どこでもできると思うんだよ。先発は大事。でも、それだけじゃないかもしれないから。変に先入観を持たない方がいい。もっと幅が広がる...