【試合戦評】大谷選手がパ・リーグ史上初「4番・投手」で出場。圧巻の完封劇で最終登板を締めくくる

2017.10.4(水) 00:00 パ・リーグ インサイト

昨日は飯山選手の引退試合で感動に包まれた札幌ドーム。今日の試合は北海道日本ハムにとって本拠地最終戦となる一戦。先発マウンドにはパ・リーグ史上初となる「4番・投手」として出場する大谷選手。今季最後の登板で「リアル二刀流」に挑む。対するオリックスはエース・金子千尋投手が先発。今季の対北海道日本ハム戦では3勝0敗、防御率1.97と好成績を収めている。好投手同士の投げ合いはどちらに軍配が上がるか。
1回表、「投手・大谷」選手はオリックスの上位打線をわずか7球で3者凡退に封じ、直後に「打者・大谷」選手に打席が回る。しかし、ここは一ゴロに倒れてしまい自らを援護できず。序盤は大谷選手と金子千尋投手の投手戦で試合は進行していく。
大谷選手は持ち味を存分に生かし、テンポ良く完璧な投球を披露する。オリックス打線の1巡目は9人で抑え、無安打無失点。わずか27球で5つの三振を奪い、一人の走者も許さない快投。一方の金子千尋投手も素晴らしい投球を披露する。3回まで39球を投じて無失点の好投。両先発ともに一歩も譲らない展開で中...

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