海外FA権を行使して残留「もう1回日本一になりたい」
埼玉西武の中村剛也内野手が4日、メットライフドームで球団との来季契約交渉を行い、現状維持の2億8000万円でサインした(金額は推定)。中村は事前に海外FA権を行使した上での残留を宣言していた。
決断の理由について「年齢も年齢ですし、FA権をずっと所持しているのもどうかと思った。今年はリーグ優勝はしましたが、日本シリーズに出られず、日本一にもなれなかった。今まで育ててもらったこのライオンズで、また、今年達成できなかったことに挑戦するという道を選びました。もう1回日本一になりたい」と話した。
17年目の今季は前半戦こそ苦しんだが、7月に入りV字復活。8月にはパ・リーグタイ記録となる6試合連続アーチをかけるなど、12本塁打を放ち月間MVPにも輝いた。渡辺久信シニアディレクター兼編成部長も「優勝の立役者の1人。大事な勝負どころの時期に戻ってきてくれた...