「しっかり基礎体力、土台を作ろうと思って、(大学の)4年間を過ごしてきた。それをプロの舞台で発揮できたらと思います」。
千葉ロッテからドラフト3位指名を受けてプロ入りした左腕・小島和哉投手。浦和学院高校2年春にセンバツを制し、早稲田大学に進学と、エリート街道を突き進んできた。
早大では1年春のリーグ戦から登板し、2年秋のリーグ戦では、明治大学・柳裕也投手(現・中日)、星知弥投手(現・東京ヤクルト)らを抑えて、リーグトップの防御率1.60を記録する。しかし3年時には成績を落とし、「悪いときなりにやるべきことがある。そこは勉強できたかなと思います」と当時を...